「出張したら必ずその土地のインドカレーを食す」という自分ルールがあります。
今回、沖縄までエクストリーム日帰り出張に行ってきたのですが、早々に仕事を切り上げて向かった先は、ゴーヤチャンプルーでもラフテーでも沖縄そばでもなく、ゴカルナです。場所は、国際通りから一本南のハーバービュー通り沿いにあります。最寄駅の県庁前からは、歩いて15分くらいの距離です。
南インドスタイルのゴカルナプレート
お勧めはバターチキンカレーみたいですが、限定メニューのゴカルナプレートにキャベツのザワークラウトをトッピングしました。
まずは、チキンカレー
とっても食べやすい味付けです。また、玉ねぎの炒め具合が浅い分、シャキシャキ感が残っているのが特徴的。鶏肉も固すぎず柔らかすぎず、良い感じに火が入っています。王道を行くオーソドックスなチキンカレーって感じですね。
続いて、魚のカレー
沖縄の県魚にも指定されているグルクンという魚が使われています。トマトベースのマサラにほんのりタマリンドの酸味を効かせた、こちらも魚カレーの王道を行くスタイルです。自分が作ると魚の身が煮崩れがちですが、このカレーはしっかりと残っているので良い感じ!参考にしたいです。
続いて、ダルカレー
レンズ豆のカレーですが、黒糖のほのかな甘みを感じる沖縄らしい逸品です。そして、テンパリングしたスパイスの香ばしさがバシッと効いています。混ぜて食べるときにカレー同士を繋ぎ合わせて美味しさを倍増させるブースターのような働きがあります。
続いて、キャベツのザワークラウト
クミンが心地よく香り、ほんのり効いた酸味が良い感じです。混ぜて食べるときにキャベツのシャキシャキ食感が良いアクセントになっています。
続いて、アチャール
人参の甘味とゴーヤの苦みがうまく融合しています。そしてキャベツのザワークラウトもそうですが、野菜の味がめちゃくちゃ濃い!普段食べている野菜には無い力強さがあります。沖縄の自然が育んだ滋味深い野菜がこのカレープレートの美味しさを底上げしていると言えます。
まとめ
全体的に決してパンチは強くありませんが、スパイスが適度に効いており、あっさりしていてとっても食べやすいです。暑い地域の沖縄だからこそ出せるバランス感が見事でした!
また、沖縄はスパイス栽培の北限とされており、大宜味村ではクミンやマスタードシードなどの各種スパイスを実際に栽培しているそうです。スパイス屋さんとしては、是非この目でみてみたい!次回は、プライベートで沖縄に行って調査したいと思います。