インドカレーに合う玉ねぎの切り方は、みじん切り?千切り?

2016.06.08
豆知識

インドカレーのみならず一般的なカレーにも欠かせない玉ねぎには、コクを出し味をまとめる大切な役割があります。なので、玉ねぎの魅力を引き出すことがおいしいインドカレー作りには欠かせません。玉ねぎを使う量や炒め方も大切ですが、今回はオススメの切り方をご紹介します。みじん切り or 千切り、目指す仕上がりによって使い分けましょう!

 

とろみを出したいときはみじん切りに

みじん切りにした玉ねぎは、調理の過程で水分を吸収するのでとろみが出やすくなります。チャパティやナンで食べるときには、ある程度とろみがないと食べにくいのでみじん切りがオススメです。

また、肉を使わずに野菜のみでカレーを作る場合はパンチが不足しがちですが、そんな時はみじん切りにした玉ねぎがコクを出してくれるので、バランスの取れた味になりますよ。

しかし、問題点が・・・。時間が経つと水分を吸いすぎるので食感が重たくなりがちです。必要以上にドロ~っとしてしまいます。なので、調理してすぐに食べる場合はみじん切りがオススメですが、寝かせて食べる場合は千切りが良いでしょう。

 

サラサラの仕上がりを目指すときは千切りに

みじん切りと比較すると、千切りは水分の吸収率が低いのが特徴です。なので、サラサラした仕上がりになります。当店が各種イベントで出店するときは前日に仕込んで翌日に提供しますが、千切りの方が作った直後の味を維持しやすいので最近は千切りで調理することが多いです。なにより、みじん切りよりも簡単に短時間で仕込めるので大量に作る場合は、千切りがオススメです。

また、サラっとさせた方が絶対お米に良く合います!ただし・・・飲み物の如く胃袋に流し込んでしまうので、消化にはあまりよくありません(笑)

 

飴色に炒める必要はない

一般的なカレーの場合、飴色になるまで玉ねぎを炒めることもありますが、インドカレーの場合はそんな必要はありません!当店のレシピでも玉ねぎが透明 or きつね色になるくらいまで炒めるようにご紹介しております。短時間で手早く作った方が、スパイスの香りも食材の魅力も引き出すことができて結果的においしくなりますよ。

 

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代表の大竹 慧(おおたけ さとる)です。スパイスをもっと身近に感じていただくために、家族、仲間達と一緒にオリジナル商品を開発しています。
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