美味しさの秘訣は、玉ねぎをしっかり炒めること
合成油脂や化学調味料などを使わないインドカレーは、ヘルシーな反面、コクが足りないと感じる方も多いと思います。あっさりしている所が魅力のひとつだと僕は思いますが、カレーライスと比べるとガッツリ感は少ないですよね。
しかし、玉ねぎを上手に炒めることで、もっと美味しくなります。重要なポイントは、しっかり炒めて甘みを引き出すことです。この甘みがコクの素になり、添加物を使わなくても土台がしっかりした美味しいインドカレーになります。
インドカレーの場合は、弱火でじっくり飴色になるまで長時間炒める必要はないのでご安心ください!
3つのポイント
炒めていると玉ねぎを焦がしてしまう・・・僕も最初は頻繁にやらかしました。でも、以下のポイントを意識すれば、大丈夫です!
1.火力は、最初強めの中火 ⇒ 後から中火に
玉ねぎを投入した直後は、鍋の温度が下がってしまうので、最初は強めの中火がベストです。しかし、そのままだと焦げてしまうので、しばらく炒めたら中火に火力を下げてください(弱火だと時間がかかるので△)。4人分のインドカレーなら、炒め時間は10分くらいでOKですよ。
2.玉ねぎの水分を飛ばす
これ、めちゃ大事です。水分を飛ばすことで甘みが凝縮されます。目安は、最初と比べて玉ねぎの量が1/3くらいになるまで炒めることです。その頃には、濃いめのきつね色に変わっているでしょう。量が減らないのは、火力が弱い証拠なので、少し火力を強くしましょう。
3.焦げそうになったら、少量の水を足す
これも大事!油を足すのも一つの方法ですが、やりすぎると油っこくなってしまうので、少量の水を足しましょう。ただし、必ず水分が飛ぶまで炒め切ってください。水分が残っていると玉ねぎの魅力を引き出せません。なお、水を足すと鍋の温度が下がるので、少し火力を強くしましょう。
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