魚を使ったインドカレー、臭み消しのポイントは “塩” です

2016.12.09
豆知識

インドカレーと魚の相性

これまで食べてきた中で思わず唸ってしまったカレーを思い返してみると、神戸で食べたカジキマグロの南インドカレーが思い浮かびます。

そのカレーは、ほのかに香るスパイスに魚のだしがたっぷり染み出たソース、そして口に入れたらホロホロ崩れるカジキマグロで構成されており、魚の旨味とスパイスが見事に融合した至極の逸品でした。

これを機に自分でも作るようになりましたが、魚特有の臭みを抑えることが難しくて、しょうがを多めに入れたりスパイスで魚をマリネしたり、色々試行錯誤してみました。

 

仕込みのときの塩がポイント

そこで発見した方法が、“塩”です。

方法は、簡単。まず魚の切り身に軽く塩(分量外)を振って馴染ませます。10分~15分くらいと表面に水分が浮いてくるので、流水で洗い流しキッチンペーパーでしっかりと水気をふき取るだけです。

魚特有の臭みのほとんどは表面部分にありますが、塩を振ることで水分と一緒に臭みが外にでます。それをきれい洗い流せば臭みが消えるという訳です。

また、スパイスにも臭みを消す作用があるので、魚の旨味が際立つ美味しいインドカレーを楽しめます。別の機会に魚に合うスパイスの紹介をしますね。

カレーと魚、あまりピンと来ないかもしれませんが、とっても美味しいので是非チャレンジしてみてください!

 

魚を使ったお勧めレシピ

ブリ大根のスープカレー

ॐ ムングダルと鱈のカレー

ॐ サンマのスープカレー。サバやアジでも美味しく作れます

 

 

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代表の大竹 慧(おおたけ さとる)です。スパイスをもっと身近に感じていただくために、家族、仲間達と一緒にオリジナル商品を開発しています。
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