(写真と本文は関係ありません)
個人的にオーソドックスでインドカレー初心者でも一番食べやすいと思うのは、チキンカレーです。自分で作る機会も多く、シャバシャバにしたりとろみを付けたり、その日の気分によって色々楽しめるので、大好きなカレーのひとつです。
また、小さい頃から我が家では日本式カレーライスにも豚や牛ではなくチキンが使われていました。なので、“カレーにはチキン”という思考回路が形成されています(笑)
今回は、チキンカレーに合うスパイスについて解説します。
ホールスパイスは5種類
ホールスパイスとは、種状のスパイスで主に調理の最初に油で炒めます。インドカレー独特のスパイシーな香りの中でも、アクセントになるのがホールスパイスです。なので、食材に合わせてブレンドします。
当店では、爽やかな香りのカルダモンと独特な甘い香りのクローブ、基本中の基本のクミンをチキンに合うスパイスとしてブレンドしています。他にも、ピリッとした辛みのマスタードシードと、メープルシロップのような甘い香りのフェヌグリークシードも使っています。
パウダースパイスは4種類
パウダースパイスは、インドカレーのベースを作る重要な役割があり、主に煮込む際に使います。
当店では、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ターメリックパウダーを軸にしています。どれもインドカレーには欠かせない基本スパイスですが、ターメリックパウダーは、入れすぎると苦味が出るので控えめにしています。また、カイエンペッパーパウダーは、唐辛子をパウダー状にしたもので辛みが強いので、辛いのが苦手な場合は入れなくてもOKです。
最後に加えるガラムマサラ
11種類のスパイスを独自にブレンドしたミックススパイスです。香りが命なので、最後の仕上げに加えます。食欲を刺激するスパイシーな香りが特徴ですが、4人前で小さじ1/2~1を目安に使いましょう。
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